全国の高校ダンス部、
正直なところ、ダンスが大好きで自分自身の強い意志で、またその部員たちの凄みさえある団結力で、日々活動しているんやろな、と
そんなダンス部が全国にたくさん存在すると、そう思います。
誰かに言われたから、踊るとか、強制的に踊らされるなんてことはまずない。
そして、部活動という分野に限定していうとその活動方針や活動内容が、他の部活動に比べてダンス部は学校によって実にさまざまである、と。
どの大会に出るのか、出ないのか。誰か出るのか、いつ出るのか、どの学年が出るのか、どのメンバーで出るのか、作品はどうやって捻出するのか。
いったいどのジャンルをやるのか、ロックかヒップホップか、ジャズか、ワックか、ハウスか、ポップか、
曲は、衣装は、世界観は、
それぞれの学校で実に千差万別です。
指導者はいるのか、
コーチはいるのか。
そして真実を語るべき顧問はいるのか。
一条高校はそのような千差万別の中で、ある一定のドクトリンはあるものの、基本は自分の好きなダンスを見つけて、自由に踊る事がベースとなっている。
その流れの中で新しいジャンルを手探りで探し求めたりもする。
その時々の、その時のメンバーで何か新しい踊りを見い出そうと悪戦苦闘を繰り返す。
ここにないものを踊る。
上手いとか、下手とか、そんなことではなく、
踊りたいから踊る。
誰も教えてくれない。
それが一条高校ダンス部のダンス愛につながっているのかなぁと、
そんな風にふと思いました。
何もないところから、自らの意志でもなく始めて15年になる。
本当になにもなかった。
練習場所は駐車場で、鏡もなく、指導者もなく、大会もなく、イベントもなかった。
ただダンス好きな生徒が、17人。
2009年、なにもなく、ダンス好きな生徒だけがそこにいました。
先輩たちに感謝です。
う、
あぁそうやな、
ちょっと待てよ。
その時の先輩たちが今も踊り続けていて、来月5月のnowhereで、なら100年会館で今年も踊ります。
これってマジで
一条ダンス部、すごいダンス愛かもな。
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